静岡県消防防災航空隊、BK117C-1「オレンジアロー」を抹消登録

静岡県消防防災航空隊で使用されたBK117C-1ヘリコプター、機体番号(レジ)「JA119R」が2020年4月20日(月)付けで抹消されました。「JA119R」は1997年2月、静岡県消防防災航空隊向けに導入された機材で、愛称「オレンジアロー」が付与されていました。

約23年間にわたり静岡ヘリポートを拠点に運用され、水難、山岳、救急活動などを主に安全や生命を守る活動に使用されました。抹消は、ニュージーランドへの売却が決まったためです。

静岡県は「JA119R」の更新機として、レオナルドAW139、機体番号(レジ)「JA139R」を2019年3月に導入、同年9月から運用を開始しています。AW139への更新により、標高3,000メートル級の山岳地帯での救助活動、多人数の救助、重症患者の遠方への搬送など、災害対応力の向上が期待されています。新たなAW139にも、愛称「オレンジアロー」が引き継がれています。