成田空港の発着回数、国際線旅客便は過去の4月で最低 貨物は過去最高

成田空港の発着回数、国際線旅客便は過去の4月で最低 貨物は過去最高

ニュース画像 1枚目:国際線発着回数
© 成田国際空港
国際線発着回数

成田国際空港(NAA)は、2020年4月の運用状況を発表しました。新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、発着回数、旅客数が大幅に減少し、国際線旅客便発着回数は4月として過去最低となった一方、国際線貨物便の発着回数は単月として過去最高を記録しています。

航空機発着回数は前年同月比67%減の7,283回で、このうち国際線旅客便は85%減の2,238回で過去最低の1979年を下回りましたが、貨物便は35%増の2,812回で単月として過去最高を更新しました。国内線発着回数は68%減の1,412回と大きく減少しています。

航空旅客数は、全体が前年同月比96%減の141,021人でした。このうち国際線は、外国人旅客数が99%減の24,974人、日本人旅客数も98%減の23,203人、通過客数は90%減と、大幅に減少したほか、国内線も88%減の71,172人でした。

なお、国際線旅客便の運休・減便により、貨物室を使用した貨物輸送量は減少したものの、国際線貨物便が多数運航され、国際航空貨物量は144,533トンとなり、前年同月比15%減に留まっています。

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