ヴォルガ・ドニエプル、特大ICUユニットを輸送 コロナ貨物需要に対応

ヴォルガ・ドニエプル、特大ICUユニットを輸送 コロナ貨物需要に対応

ニュース画像 1枚目:ヴォルガ・ドニエプル航空
© Volga-Dnepr Group of Companies
ヴォルガ・ドニエプル航空

ヴォルガ・ドニエプル航空は2020年6月1日(月)、オランダ領カリブ海の離島であるセント・マーチン島とシント・ユースタティウス島に、新型コロナウイルス(COVID-19)への対応で必要とされる特大サイズの緊急移動式ICUユニットを輸送したと発表しました。

オランダ政府の要請に基づいて、IL-76TD-90VDを使用し、オランダのマーストリヒトからセント・マーチン島のプリンセス・ジュリアナ国際空港へ、1週間の間に4回のチャーター便を運航しました。輸送したのは、セント・マーチン島の医療センター用の40フィートの医療用ICUユニット2台と、シント・ユースタティウス島への20フィートの医療用ICUユニット6台で、シント・ユースタティウス島へは、セント・マーチン島から荷船で運ばれました。

ヴォルガ・ドニエプル航空は、多様な機材を使用し、コンテナまたはプレハブ化された医療システムなど、通常の航空貨物では対応できない貨物を輸送することができます。ヴォルガ・ドニエプル・グループでは、数万立方メートルの医療機器や物資を世界25カ国以上に輸送し、COVID-19に関する国際航空貨物の輸送に貢献しています。

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