日本発着オーストラリア、ニュージーランド運航・運休路線 6月9日時点

日本発着オーストラリア、ニュージーランド運航・運休路線 6月9日時点

ニュース画像 1枚目:カンタス航空 787
© Boeing
カンタス航空 787

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、世界各国を結ぶ航空路線は運休・欠航が大量に発生しています。その一方で、ビジネス渡航では渡航制限の緩和を目指す動きが模索されています。今回は、早期にビジネス渡航が可能になる可能性のあるオーストラリア、ニュージーランド2カ国について、航空路線の現状をまとめました。

路線航空会社運航状況備考
羽田 - シドニー全日空水・金・日/週3便
日本航空運休
カンタス航空運休7/31まで
羽田 - ブリスベンヴァージン・オーストラリア未定
成田 - ケアンズジェットスター運休
成田 - ゴールドコーストジェットスター運休
成田 - メルボルン日本航空運休
成田 - パース全日空運休
成田 - ブリスベンカンタス航空運休7/31まで
関西 - シドニーカンタス航空運休7/31まで
関西 - ケアンズジェットスター運休
新千歳 - シドニーカンタス航空運休7/31まで
成田 - オークランドニュージーランド航空運休8/31まで


日本/オーストラリア間は、本邦航空会社は全日空(ANA)と日本航空(JAL)、オーストラリアではカンタス航空、ジェットスターが運航、ヴァージン・オーストラリアは就航を計画していました。ヴァージン・オーストラリアは破綻手続きを進めており、羽田/ブリスベン線の就航は棚上げの状態で、8月までの予約もできない状況です。

この両国を6月現在、運航している航空会社はANAのみで、羽田/シドニー線を日本発が水、金、日の週3便、オーストラリア発は翌日の出発で新型コロナウイルスの流行期間中も継続して運航しています。ANAの他の羽田/シドニー線は減便されています。その他の会社は運休しており、カンタス航空は各路線で7月31日(金)まで運休を公表しています。

日本/ニュージーランド間は、ニュージーランド航空が定期便を開設していますが、運休期間を8月31日(月)まで延長しています。

日本政府はニュージーランド、オーストラリア、ベトナム、タイなどを念頭に、40カ国以上と外相電話会談で交渉をはじめています。外務省によると、オーストラリアは現在、入国時に全ての渡航者に対し指定された施設で14日間の強制的な自己隔離の義務付け、ニュージーランドは航空機、船舶での入国が禁止されています。

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