全日空(ANA)は、2020年7月末までの国際線の運航計画を変更し、運休・減便計画を発表しました。6月9日(火)時点で発表された7月の運休・減便は73路線の計4,938便です。
当初の運航計画便数は5,461便であるため、7月も90%減での運航となります。これによると、計画通りの運航を実施する路線は、成田/ロサンゼルス線と成田/シカゴ線の各週7往復便です。
7月に開設を予定していた、羽田発着のイスタンブール、モスクワ線は延期し、開設時期を未定としたほか、当初3月29日(日)から就航開始を予定していた、羽田/青島線、羽田/シドニー線のNH889、NH890便、羽田/ロサンゼルス線のNH126、NH125便、羽田/サンフランシスコ線、羽田/サンノゼ線の就航開始を8月1日(木)に延期しています。
6月運航分で追加で減便する対象は羽田/マニラ線の1路線です。計画では週7往復でしたが、月、水、金の週3往復に減便され、一部日程でマニラ発のみの運航に変更し、計9便が減便となっています。これにより、6月の減便は71路線、4,704便で、計画便数5,177便に対し、90%減となります。
■7月の運休・減便路線 <アジア・オセアニア路線> 瀋陽、北京、大連、青島、武漢、成都、上海、 杭州、厦門、広州、深圳、香港、 台北(桃園・松山)、ソウル(金浦)、シドニー、 パース、デリー、ムンバイ、チェンナイ、 バンコク、ハノイ、ホーチミン、プノンペン、 ヤンゴン、クアラルンプール、シンガポール、 ジャカルタ、マニラ <北米・太平洋路線> ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンノゼ、 シアトル、ワシントンD.C.、ニューヨーク、 ヒューストン、シカゴ、バンクーバー、 メキシコシティ、ホノルル <ヨーロッパ路線> ロンドン、パリ、フランクフルト、ミュンヘン、 デュッセルドルフ、ブリュッセル、ウィーン、 ストックホルム、ミラノ、イスタンブール、 モスクワ、ウラジオストク