KLM、公衆衛生環境研究所の勧告に基づきフライトの安全性をアピール

KLM、公衆衛生環境研究所の勧告に基づきフライトの安全性をアピール

ニュース画像 1枚目:従業員と搭乗者のマスク着用を義務化
© KLM
従業員と搭乗者のマスク着用を義務化

KLMオランダ航空が2020年6月、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大予防対策を強化する中、オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は、フライトが安全であるという勧告を発表しています。

機内では、搭乗者は全員同じ方向を向いて座っており、対面での交流は少なく、座席が前後の伝達を防ぐ防御壁となっています。また、高性能なHEPAフィルターが搭載されており、3分ごとに空気が入れ替えられているほか、空気は上から下に循環しているため、水平方向での感染リスクを低減しています。

しかしながら、機内では常に社会的距離を確保することは難しいため、KLMは5月11日(月)から、従業員と搭乗者のマスク着用を義務化し、機内の清掃を強化、また空港でも社会的距離を保つための工夫を行っています。さらには各種サービスの支払いを、現金ではなくデビットカードまたはクレジットカードのみに限定するなどの対策も実施しています。

KLMは、オランダ当局、世界保健機関(WHO)やRIVM、また国際航空運送協会(IATA)などと常に連絡を取り合い、適切な対策を実施しています。

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