アメリカ空軍F-22、ベーリング海でロシア空軍Tu-95をエスコート

アメリカ空軍F-22、ベーリング海でロシア空軍Tu-95をエスコート

ニュース画像 1枚目:Tu-95からF-22Aを眺める
© Минобороны России
Tu-95からF-22Aを眺める

ロシア空軍の戦略爆撃機Tu-95MSベアHが、ベーリング海とオホーツク海、北太平洋の国際空域を飛行しました。4機のTu-95MSは、チュクチ自治管区とアムール地方の基地から離陸しました。ベーリング海の空域では、アメリカ空軍のF-22Aラプターがエスコートしました。飛行時間は約11時間でした。

Tu-95MSは定期的に北極圏や北大西洋、太平洋、黒海とバルト海を国際空域使用規則に従って飛行しているとの事です。2020年5月は、アメリカ空軍の戦略爆撃機もロシア連邦との国境に沿って5回、飛行していました。

Tu-95MSは巡航ミサイル発射母機で、3つのタイプが存在します。Tu-95MS6はKh-55/Kh-55SM/Kh-555を6発搭載でき、Tu-95MS16は、Kh-555を16発搭載できます。また、Tu-95MSMはTu-95MS16の改良型でアビオニクスやエンジンが改良され、巡航ミサイルはKh-55の通常弾頭型を搭載できます。

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