中国Y-9情報収集機、6月22日に東シナ海と日本海を往来 空自対応

中国Y-9情報収集機、6月22日に東シナ海と日本海を往来 空自対応

ニュース画像 1枚目:中国Y-9情報収集機
© 航空自衛隊
中国Y-9情報収集機

統合幕僚監部は2020年6月22日(月)、中国機が東シナ海と日本海で飛行し、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させて対応したと公表しました。確認された機体は、中国人民解放軍海軍のY-9情報収集機、1機です。

Y-9は、アントノフAn-12をライセンス生産したY-8を中国が独自に改良したターボプロップ4発の輸送機で、飛来した機種は電波情報収集機とみられます。

Y-9情報収集機は東シナ海方面から済州島の南から北上、対馬海峡を通過し、日本海方面に進出したのち、同一航路で中国本土方面へ戻っています。この飛行による領空侵犯などは確認されていません。

公開された画像によると、Y-9情報収集機は「24」と機首に記されています。機体には情報収集を目的としたアンテナなどを備えています。「24」は2019年11月29日(金)にも同一ルートを飛行しています。

期日: 2020/06/22から
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