ヨーロッパの格安航空会社(LCC)のライアンエアは2020年7月1日(水)から大幅な運航再開を実施するにあたり、搭乗者と乗務員の健康を守るためのガイドラインを導入しました。ライアンエアは7月から1日1,000便の運航を予定しています。
導入したのは新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大予防を目的としたガイドラインで、ターミナル内や機内でのマスクの着用を義務化しているほか、チェックイン時や保安検査場で体温チェックが実施されます。
また、手洗いと手指消毒剤の利用、オンラインチェックインやアプリでの搭乗券のダウンロードを推奨し、手荷物の預け入れはセルフサービスのみに限定、機内や空港での買い物はクレジットカードのみの支払い対応とし、可能な限り搭乗者と従業員の接触を減らします。
機内では、「ゲートウェイ・カフェ」サービスを縮小し、パッケージ入りの軽食やドリンクのみを提供、機内誌はライアンエアのアプリでのみ利用できます。このほか、ライアンエアでは、24時間以上有効な病院で使用される消毒剤を利用し、機材を消毒するなど、感染拡大予防に力を入れています。
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