レオナルド、AW169多用途ヘリコプターをイタリア陸軍に納入

レオナルドは2020年7月10日(金)、イタリア陸軍に多用途ヘリコプターAW169初号機を納入しました。イタリア陸軍では、この機種を「UH-169B」の名称を採用しています。2号機は数カ月中に納入される予定で、この2機のAW169はパイロット訓練用に使われる予定です。

イタリア陸軍はAW169で、A109、AB206、AB205、AB212、AB412などを順次、更新する目的で導入した多用途ヘリコプターです。イタリア陸軍は機材の合理化を実現する多用途ヘリコプター(LUH)プログラムを開始しており、この機材の導入を皮切りに長期的に機材更新を進めます。

レオナルドはこれまで220機以上を販売し、軍用、捜索救難、消防などで運用されています。諸元は全長14.65メートル、全高4.5メートル、全備重量4,500キログラム、巡航速度260キロメートル、乗員2名、乗客10名で、原型機の初飛行は2012年5月10日(木)です。