ボーイングとエティハド航空、ecoDemonstratorで協力

ボーイングとエティハド航空、ecoDemonstratorで協力

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© Etihad Airways
ecoDemonstratorで787-10使用は初めて

ボーイングとエティハド航空は、787-10ドリームライナーを使用したecoDemonstratorプログラムで協力します。両社は2019年11月、知識や経験、リソースを共有し、787の改善と炭素排出量の削減に取り組む「787ドリームライナーと持続可能な航空に関するグローバルパートナーシップ提携」を締結しており、この一環です。

ボーイングとエティハド航空による2020プログラムでは、航空機の騒音予測プロセス、より静音性の高い航空機運用を目指す着陸装置、航空機設計の潜在的な騒音低減の可能性を検証します。2社以外にアメリカ航空宇宙局(NASA)、サフラン・ランディング・システムズなどが参加します。

秋に納入予定の787-10を使用し、8月から約4週間、試験飛行を実施します。飛行時は、持続可能な燃料と通常燃料による混合燃料を使用し、環境への負荷を大幅に低減します。

ecoDemonstratorプログラムは2012年に開始しました。ボーイングが民間機を利用し、これまでに6機を使用、航空会社をはじめとするさまざまなパートナーと協力し、現在から将来にわたる航空の安全性、持続可能性を高めるテクノロジーを試験、確認しています。試験された100を超える技術のうち、3分の1が実際に導入、約半分は導入に向けてさらなる開発が進んでいます。

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