33機のC-130J、史上最大の編隊飛行 統合強行侵入演習

33機のC-130J、史上最大の編隊飛行 統合強行侵入演習

ニュース画像 1枚目:C-130J 33機の大編隊
© U.S. Air Force photo by Staff Sgt. David Owsianka
C-130J 33機の大編隊

アメリカ空軍(USAF)は2020年7月14日(火)、テキサス州ダイエス空軍基地で、第317空輸航空群(317AW)と第19空輸航空群(19AW)のC-130Jスーパーハーキュリーズ、33機が史上最大の大編隊を組み統合強行侵入演習(JFE : Joint Forcible Entry Exercise)を実施しました。

大編隊を構成したのは317AWの24機、19AWの9機でした。さらにこの演習には、ダイエス空軍基地を拠点とするB-1Bランサー、アメリカ陸軍のヘリコプターも参加しました。

317AWと19AWのC-130Jは、それぞれ所属する基地から離陸し、飛行中に大きな編隊を組み、敵地の環境ながら強行侵入で飛行場を占領する能力を実証することが演習の目的です。B-1Bは、C-130Jの到着に先立ち、空爆目標エリアの敵の一掃と味方の保護のため、近接航空支援任務にあたりました。

アメリカ空軍と陸軍による統合強行侵入は、3,000名の空挺部隊とその装備品を作戦で選定した時間と場所に投下でき、アメリカ軍が世界でも唯一の能力として誇る作戦の1つです。

※当初配信した記事内に誤りがありました。読者の皆さまにはご迷惑をおかけいたしました。(2020-07-29 16:44)

期日: 2020/07/14から
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