飛行時間を延長し飛び続けるホーク

飛行時間を延長し飛び続けるホーク

ニュース画像 1枚目:Mk127.ホーク
© BAE Systems
Mk127.ホーク

オーストラリア空軍で運用しているMk127.ホークが2020年8月10日(月)、飛行時間を従来の1万時間から5万時間を達成するため、厳格な構造試験プログラムが完了しました。構造試験プログラムは2006年2月に開始し、2020年6月5日(金)に完了していました。

オーストラリア空軍が運用するMk127.ホークは、F/A-18ホーネットのパイロットを育成するため、コクピットはF/A-18を模しています。このためホークシリーズのなかでも、先進的な規格が採用されています。イギリス、サウジアラビア、オマーンの空軍が運用するホーク、カタールが導入する9機のホークも先進的の規格を採用しています。

1974年の初飛行から飛び続けるBAeホークは、これまで13カ国でジェット機パイロットを育成してきました。製造機数は900機以上を数え、現在も約650機が運用されており、2万人以上のパイロットを育成してきました。飛行時間5万時間を達成することで、ホークは今後数十年に渡り、パイロット育成に携わる事になります。

期日: 2020/08/10から
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