X-37B、全米航空協会からコリアー・トロフィー受賞

X-37B、全米航空協会からコリアー・トロフィー受賞

ニュース画像 1枚目:2019年10月、ケネディ宇宙センターに着陸したX-37B
© USAF
2019年10月、ケネディ宇宙センターに着陸したX-37B

ボーイングが開発、アメリカ空軍(USAF)が運用する無人宇宙往還機X-37Bが2020年8月13日(木)、全米飛行家協会から「飛行と宇宙探査に関する技術の進歩」が評価され、ロバート・J・コリアー・トロフィーを受賞しました。無人機では、2013年に受領したX-47B無人戦闘機システム実証機(UCAS-D)に続く受賞です。

X-37Bは2019年10月27日(日)、宇宙滞在日数780日を記録した5回目の飛行を終え、フロリダ州にあるアメリカ航空宇宙局(NASA)のケネディ宇宙センターのシャトル着陸施設への着陸に成功しました。X-37Bは、アメリカ空軍が運用する再利用可能な無人宇宙往還機です。

ロバート・J・コリアー・トロフィーは1911年から毎年、航空宇宙技術分野でもっとも優れた業績に対して授与されてきた航空業界で歴史ある賞です。これまでにライト兄弟、ハワード・ヒューズ、アポロ11号月面着陸チーム、アポロ8号、マーキュリー7号、国際宇宙ステーション、B-52ストラトフォートレス、ボーイング747、F-22ラプターなどが受賞しています。

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