次世代型飛行機「Flying-V」、プロトタイプが初飛行

次世代型飛行機「Flying-V」、プロトタイプが初飛行

ニュース画像 1枚目:次世代型飛行機「Flying-V」
© KLM
次世代型飛行機「Flying-V」

KLMオランダ航空とオランダのデルフト工科大学は2020年9月1日(火)、次世代型飛行機「Flying-V」プロトタイプが初飛行に成功したと発表しました。

両者は2019年にFlying-Vの設計開始を発表し、以来、広範囲に及ぶ試験を実施してきました。Flying-Vは、その名の通り、V字型の特異な航空機デザインで、客室、貨物室、燃料タンクは翼の中に納められます。独特のデザインと機体の軽量化により、現行の低燃料タイプの飛行機と比較し、燃料を約20%削減できるように設計されています。

KLMは、Flying-Vが持続可能な社会に向けた取り組みを具現化したものであり、航空会社が長期的に事業を継続していくためイノベーションが欠かせないと説明しています。

■KLM & TU Delft present: Flying the model Flying-V
この記事に関連するニュース
メニューを開く