ヨーロッパ航空安全庁(EASA)は2020年9月11日(金)、ボーイング737 MAXの試験飛行を終了しました。新型コロナウイルス(COVID-19)に伴う渡航制限のため、飛行はカナダのバンクーバーで実施されていました。EASAは737 MAXの運航再開に向けた手続きを進めており、その一環の試験飛行でした。
今後は、試験飛行で収集したデータをもとに、情報分析を進めていきます。さらに、ロンドン・ガトウィック空港に隣接するシミュレータを使用した評価を進めます。この評価は、アメリカや世界各国の737 MAXを運航する航空会社のパイロットなどで構成された共同運航評価委員会(JOEB)が担当します。
ガトウィック空港での評価は、アメリカ連邦航空局(FAA)やボーイングに提供され、安全な運航再開をめざします。