関西エアポートは2020年10月1日(木)、関西国際空港の津波避難計画を一部変更しました。2018年10月から実施していた第1ターミナルビル4階と空港駅3階コンコースの「特定天井(吊り天井)」の改修工事が完了し、建物の安全性が向上しています。これを受け、館外避難震度を引き上げたほか待機場所を見直し、より早く安全に避難できる計画が策定されています。
具体的には、これまで館外避難は「震度5強」以上の地震発生時とされていましたが、建物の安全性が向上したことから、新計画では「震度6弱」以上の地震発生時に変更されています。震度6弱以上の地震発生、大津波警報が発表された場合、利用者は関空のスタッフの指示に従い、「館外避難場所」へ避難し、建物の安全が確認された後、館内で安全が確認できたスペースに再び戻る流れです。
また、避難場所は、地震発生時、大津波警報時と、それぞれの館外避難場所が設定されていますが、一部避難場所や避難対象者が変更されています。