ANA、大型機など28機を早期退役 機材・ネットワークを最適化 | FlyTeam ニュース

ANA、大型機など28機を早期退役 機材・ネットワークを最適化

ニュース画像 1枚目:ANA 777-200
ANA 777-200

ANAホールディングスは2020年10月27日(火)、新型コロナウイルスの影響から航空事業の規模を一時的に縮小する方針を正式に発表しました。コロナ危機を確実に乗り切るコスト構造に転換し、ANAとピーチそれぞれの需要に合わせて事業規模とグループ内の路線分担を最適化し、機材数を削減することで固定費を中心にコスト削減に取り組みます。

このうち、全日空(ANA)は計画していた7機に加え、国内線の中・大型機と国際線の大型機28機を早期退役させます。内訳は非公表としつつ、ボーイング777型機22機がこれに含まれます。これにより、2020年度の退役は、計35機となります。さらに、予定しているエアバスA380型機の1機、777の1機を受領延期し、追加退役の777の22機を加え、計24機の大型機を削減し、運航規模を縮小します。

これにより、2020年度末のグループ全体の機材数は、当初計画から33機を削減し、連動する整備コストの削減、発注済み機材のデリバリーや前払金支払い先送りで設備投資額を圧縮し、支出を削減します。

こうしたコスト削減に取り組みながら、ANAは国際線で各国の出入国規制、検疫体制、需要動向を踏まえ、羽田からスケジュールを回復させます。成田も2大ハブの重要な地点として段階的に運航を再開させていく方針です。また、国内線は高需要路線を中心にネットワークを維持し、機材小型化に取り組むなど適正な生産量を保ちます。

一方で格安航空会社(LCC)のピーチは、国際線は需要動向に応じた機動的な運航再開に取り組みつつ、国内線でLCCの強みを活かします。特に、ANAと路線分担を進め、関西と成田の2つの拠点を中心に、就航路線を拡大します。さらに、すでに発表済みの通り、12月には中部国際空港(セントレア)発着の2路線を就航し、ネットワークを拡充します。

関連記事
メニューを開く