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新たに開発されたキャリロトラクター
丸紅などが出資するAiROは、成田国際空港の制限区域内で2020年11月10日(火)から11月12日(木)の3日間、自動走行貨物牽引車による旅客手荷物、貨物の輸送を想定した実証実験を実施します。
実験で貨物牽引車は、成田国際空港第2ターミナル本館からサテライト、さらに駐機場までの区間を運搬用コンテナ4台を牽引して往復します。車両には複数のセンサーが取り付けられており、自車両の位置、周囲の状況を認識しながら、事前に取得した高精度走行マップに沿って自動走行します。AiROは、日本航空(JAL)の協力による実証実験を通じ、自動運転技術や無人運転を想定した遠隔監視システムを検証します。
AiROはこれまで、国土交通省が取り組む空港制限区域内の自動走行に係る実証実験で、2019年から3度、ミニバン、バスを用いた空港制限区域内での自動走行を実験してきました。今回の実証実験は、新たに開発されたキャリロトラクターを使用し、初めて貨物牽引車を自動走行させます。