ボーイングは2012年7月23日、アメリカ空軍からAPG-82(V)1アクティブ電子スキャンド・アレイ(AESA)レーダー10基を搭載する、F-15Eレーダー近代化改修計画(RMP)の低率初期生産(LRIP)2開始の承認を得たと発表しました。
これは2011年9月のLRIP1、6基に続くもので、レイセオンで生産されたAESAレーダーの搭載作業は2013年第3四半期に開始されます。
F-15E PMPは、現用のAPG-70機械式スキャン・レーダーをAPG-82(V)1 AESAレーダーに取り替えるもので、目標の探知と追跡能力が大幅に向上するほか、信頼性や整備性も向上し保守コストを削減することができるとしています。