C-2輸送機、11月12日に岐阜基地の非舗装滑走路で飛行試験

C-2輸送機、11月12日に岐阜基地の非舗装滑走路で飛行試験

ニュース画像 1枚目:C-2 イメージ (ACE001さん撮影)
© FlyTeam ACE001さん
C-2 イメージ (ACE001さん撮影)

岐阜基地で2020年11月12日(木)午後、C-2輸送機の非舗装滑走路からの飛行試験を予定しています。非舗装滑走路の能力確認として、2020年3月に地上走行試験、10月には3日間にわたり地上滑走試験を実施しており、離着陸に向けた確認が進められていました。飛行試験は実際に離陸、着陸することで、前輪・主脚等への影響を確認する離着陸実証試験となります。10月の地上滑走試験では、「08-1201」が使用されていました。

川崎重工が製造した国産C-2輸送機は、自衛隊からの要求で非舗装滑走路での能力は求められていませんでした。国外運航とそれに伴うエアショーでの軍事関係者への展示・売り込みの中で、C-2に関心を寄せたアラブ首長国連邦(UAE)が不整地での離着陸能力を要望したことを受け、この能力を確認しているとみられます。

C-2はこれまで、2017年11月に初めての国外運航となった「ドバイ・エアショー」を皮切りに、2018年7月の「ロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー(RIAT)」、2019年2月の「オーストラリア国際航空ショー(アバロン・エアショー)」、2019年11月の「ドバイ・エアショー」などに参加してきました。

期日: 2020/11/12
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