朝日航洋、ドクターヘリ用にH145//BK117 D-3を契約

朝日航洋、ドクターヘリ用にH145//BK117 D-3を契約

ニュース画像 1枚目:5枚ブレードH145
© AIRBUS
5枚ブレードH145

朝日航洋は2020年11月6日(金)、最新型ヘリコプター「H145//BK117 D-3(D-3)」を川崎重工と契約しました。この機体は、朝日航洋初のD-3で、ドクターヘリとして運用される予定です。川崎重工のD-3受注は、これが5機目です。

D-3は、現行機のBK117 D-2(D-2)の改良型です。フルフラットフロアを備えたキャビンスペース、多用途性に優れた後部の観音開きカーゴドア、高高度でのホバリング性能の向上、低騒音化が大きな特徴です。コクピットには、最新のアビオニクスを搭載し、パイロットの負荷が低減されています。また、外観ではメインローターが5枚になり、快適性が向上しています。

5枚ローターのH145はヨーロッパ航空安全庁(EASA)から6月に型式証明を取得し、9月にノルウェーの運航者に初めて納入されています。川崎重工がエアバス・ヘリコプターズと国際共同開発および分担製造を手がけており、国土交通省航空局の型式証明は秋に取得し、2021年春に国産初号機を納入する予定です。

メニューを開く