航空券以外の課金は世界中の旅行者から不評のようですが、航空会社の収入は着実に増えているようです。アメリカのコンサルタント会社IdeaWorksCompanyがまとめた資料からわかりました。
2009年には134億7000万ドル、約1兆525億円から2011年には226億ドル、約1兆7660億円となり、およそ66%の収入増となりました。最近では、さまざまなサービスの課金が華やかになっており、地上と同じようにインターネットができるWi-Fiサービスをはじめ、機内食の有料化や追加の食事サービスの課金、荷物の超過料金、機内エンターテイメントなどさまざま。そして以前からあるマイレージプログラム会員のカード会員料も大きな収入になっているようです。
課金額の多い会社のベスト10は以下のとおりです。アメリカ系のネットワークキャリアのユナイテッド航空、デルタ航空、アメリカン航空は利用者も多いだけに収入額も大きくなるようです。イージージェットやライアンエア、そしてサウスウエスト航空も上位にきているあたりは、LCCのビジネスモデルの成功例を示しているようでもあります。
■追加料金の課金額が多い会社ベスト10順位 | 2011年 | 2011年 推計収入 (ユーロ) | 2010年 |
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1位 | ユナイテッド/コンチネンタル航空 | 4,162,655,000 | ユナイテッド/コンチネンタル航空 |
2位 | デルタ航空 | 2,039,870,000 | デルタ航空 |
3位 | アメリカン航空 | 1,700,965,000 | アメリカン航空 |
4位 | カンタス航空 | 1,141,720,000 | カンタス航空グループ |
5位 | サウスウエスト航空 | 949,900,000 | USエアウェイズ |
6位 | イージージェット | 890,122,000 | ライアンエア |
7位 | ライアンエア | 886,200,000 | イージージェット |
8位 | USエアウェイズ | 874,230,000 | エミレーツ航空 |
9位 | TAM航空 | 537,315,924 | アラスカ航空グループ |
10位 | アラスカ航空グループ | 491,050,000 | TAM航空 |