恒例のクリスマス・ドロップ作戦、2020年も空自と米空軍が共同実施

恒例のクリスマス・ドロップ作戦、2020年も空自と米空軍が共同実施

ニュース画像 1枚目:2019年のクリスマス・ドロップ作戦の様子
© U.S. Air Force photo by Senior Airman Matthew Gilmore
2019年のクリスマス・ドロップ作戦の様子

恒例となっている日米による「クリスマス・ドロップ(Christmas Drop)」作戦が2020年12月5日(土)から12月11日(金)にかけて、グアムのアンダーセン空軍基地を拠点に実施されます。アメリカ空軍としては今回が第69回目、空自の参加は6年連続のクリスマス・ドロップ作戦となります。

この任務は、人道支援・災害救援共同訓練として実施されており、C-130ハーキュリーズで低空飛行し、55のミクロネシアの島々に住む2万人を超える人々に物資を届け、島嶼の生活を支援します。

アメリカ空軍の主な部隊は、横田基地に所在する第374空輸航空団(374AW)、第36空輸中隊(36AS)をはじめ、パールハーバー・ヒッカム統合基地の第515航空機動運用群(515 AMOG)、アンダーセン基地の第36航空団(36WG)のC-130Jスーパーハーキュリーズが参加します。

2020年はコロナ禍の中でも、アメリカ空軍と空自の隊員たちが感染対策を実施しながら、作戦を実施します。両空軍間の接触を制限し、隊員たちはマスク着用、ソーシャルディスタンスを確保し、手洗いの履行を実施しながら、訓練を行います。

人道支援のクリスマス・ドロップは、慈善団体、グアム大学を含め個人や企業から寄付金を募り、軍人やその家族、民間人、業者がボランティアで寄付の受け取りと整理、投下に向けた箱詰めに時間を割きます。

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