東京航空交通管制部、12月14日朝にシステムトラブル 出発遅延が発生

東京航空交通管制部、12月14日朝にシステムトラブル 出発遅延が発生

ニュース画像 1枚目:航空交通管理センター
© 国土交通省
航空交通管理センター

東京航空交通管制部で2020年12月14日(月)7時17分、管制システムにトラブルが発生しました。事態の発生後、バックアップシステムに切り替えて運用を継続し、7時43分にはバックアップシステムから通常運用に復旧しています。

このトラブルを受け、46機の出発遅れが発生し、最大で36分の遅延となりました。8時台から徐々に解消し、14時現在では遅延は解消されています。国土交通省航空局は、このトラブル発生の原因を解析しており、速やかに再発防止を講じる方針です。

東京航空交通管制部は、埼玉県所沢市の所沢航空公園に隣接する場所にあり、東京管制部は宮城・山形県の東北南部から岡山・島根県の中国東部までの航空路管制を担当しています。

航空交通管制の過去に発生したトラブルでは、2017年11月に札幌航空交通管制部の通信施設での音声通信の障害、2018年10月に神戸航空交通管制部での情報処理システムの運用開始時の不具合などがあります。

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