アメリカン航空、コロナ・ワクチンを初めて輸送

アメリカン航空、コロナ・ワクチンを初めて輸送

ニュース画像 1枚目:アメリカン航空 777-200にワクチンを搭載したパレットを積み込み
© American Airlines
アメリカン航空 777-200にワクチンを搭載したパレットを積み込み

アメリカン航空は2020年12月13日(日)、初めて新型コロナウイルス・ワクチンをシカゴからマイアミへ輸送しました。製薬会社、貨物輸送のパートナーと連携し、シカゴ・オヘア国際空港でトラックの積荷を受け取り、ボーイング777-200型機へ積み込み、マイアミ国際空港へ輸送しました。マイアミから先は、カリブ海のアメリカ領土へ空輸されます。

今回のワクチン輸送でアメリカン航空カーゴは、数千本の輸送について連絡を受けてから数時間以内に対応しました。今回は今後続く、ワクチン輸送の第1弾で、ワクチンが続々と製造、出荷される状況に合わせ、ワクチン輸送の事業を拡大する方針です。

アメリカン航空はこの新型コロナウイルスのワクチン輸送に求められる条件を確認するため、11月に試験飛行を実施しました。輸送中の安定性の確保、熱包装と運用上の取り扱いプロセスの確認など、輸送中の問題点や課題に対応していました。

アメリカン航空は、米系航空会社が運営する最大規模の医薬品輸送専用施設を保有しています。テキサス州フォートワースの統合オペレーションコントロール内に貨物部門の専用センターが設けられており、輸送中の動向を追跡、把握しています。

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