スターフライヤー、保有機12機に減らす方針 2021年5月

スターフライヤー、保有機12機に減らす方針 2021年5月

ニュース画像 1枚目:スターフライヤー A320
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スターフライヤー A320

スターフライヤーは、2021年5月に保有機を減らし、12機体制で運航する方針です。現在、スターフライヤーはエアバスA320型機を機体記号(レジ)「JA05MC」から「JA27MC」まで数字順に13機で運航しています。

新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、スターフライヤーは2018年10月28日(日)から運航している北九州空港と名古屋・中部国際空港(セントレア)発着の台北線を運休しています。国際線の需要はほぼ蒸発し、国内線でも旅客需要の回復に時間がかかると見られています。

この状況を踏まえ、短期的にリソースを縮小してコスト抑制を実施しながら、需要回復に備える計画です。2021年5月にリース期間満了を迎える機材1機を買取り、即時売却します。買取資金の7億円の一部は、すでに発表した最大110億円を調達する資金計画から一部を充当します。

また、スターフライヤーは2022年1月、リース期間満了を迎える機材1機も運航しています。この機材については、需要動向に応じて戦略を変更する方針で、国内旅客需要の低迷が継続する場合、売却する可能性もあります。買取資金は14億円とみており、この資金も発表されている増資分から一部を充当する方針です。

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