ボーイング、リース会社BBAMから737-800BCFを12機受注

ボーイング、リース会社BBAMから737-800BCFを12機受注

ニュース画像 1枚目:737-800BCF イメージ
© Boeing
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ボーイングは2021年1月19日(火)、リース会社のBBAMと、ボーイング737-800型貨物機(BCF)を確定6機、オプション6機、計12機を契約したと発表しました。BBAMの737-800ボーイング・コンバーテッド・フレイター(BCF)の発注・コミットメントは計15機となります。ボーイングはeコマース、速達性が求められる貨物市場が継続的に成長する強さがあると指摘しています。

BBAMは、保有・管理する貨物機の拡大を目指し検討する中で、737-800BCFは航空会社が必要とする性能、効率性が備わった機体と評価しています。BBAMが管理するボーイング機材は276機あり、新たに737-800BCFを加え、リース市場での競争力を強化します。

737-800BCFは、実績のある737次世代型(NG)をベースとした貨物機で、運航面での高い信頼性を持ち、既存の旧世代の737貨物機より消費燃料と運航コストを抑えた機体です。主に国内線または短距離路線で使用され、最大23.9トン搭載、最大3,750キロメートルまで飛行できます。2018年の運航開始から、150機を超える受注・コミットメントを獲得しています。

なお、BBAMはポートフォリオにエアバスA321旅客機を貨物機に改造したA321P2Fも加えており、ボーイング、エアバスの両社の機材で航空貨物の需要に対応しています。

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