RIMPAC2012で、空軍予備役のA-10パイロットにより新装備デビュー

RIMPAC2012で、空軍予備役のA-10パイロットにより新装備デビュー

2012年6月29日から8月3日まで、ハワイ近海で開催されているRIMPAC(環太平洋合同演習)2012に参加しているアメリカ空軍予備役第47戦闘航空団(47FS)9機のA-10サンダーボルトIIのパイロットは、2種類の新装備の運用テストを行っています。

ひとつはスコーピオン・ヘルメット・マウント・システムです。従来のヘルメットに取り付けられるバイザー型のフルカラー・ディスプレイで、パイロットは目標から目を離すことなく、自機の情報や目標の位置などを知ることができます。

もうひとつはLARS(Lightweight Airborne Recovery System=計量航空回収システム)です。墜落したパイロットが捜索救難機を呼ぶ際に、ボタンひとつで位置を通報することができるもので、従来のシステムとの完全な互換性があります。

これらの新装備のテストに、RIMPACは絶好の機会であると関係者は述べています。

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