アメリカ海軍、パタクセントリバーでX-47Bを初フライト

アメリカ海軍、パタクセントリバーでX-47Bを初フライト

アメリカ海軍は2012年7月29日、無人戦闘航空システム(UCAS)実証機X-47Bを、メリーランド州パタクセントリバー海軍航空基地で初めて飛行させました。

アメリカ海軍 無人戦闘航空システム(UCAS)実証機 X-47B

午前11時に離陸し、チェザピーク湾上空で高度7,500フィート、速度180ノットに達するなど35分間の飛行を行い、基地に無事着陸しました。

X-47Bはこれまで、カリフォルニア州エドワーズ空軍基地のテストレンジで試験飛行を実施しており、人口が密集する東海岸のパタクセントリバー基地で飛行するのは初めてです。

パタクセントリバー基地には、空母と同じカタパルトや拘束ワイヤーを備えた試験設備があり、X-47Bの空母搭載に向けた一連の試験が今後数ヶ月にわたって行われます。

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