フランクフルト国際空港を運営するドイツ・フラポート社は2011年3月9日から13日までドイツで開催されている旅行見本市「ITBベルリン」に出展、2011年10月から供用開始される新滑走路と増便のアピールを行っている。2011年は現在の位置に同空港を開設して75年の節目の年になり、拡張を契機に発着便を増やし、利用客を多く集めたい考えだ。
新たな滑走路は2011/12年冬スケジュールに、北西滑走路として運用を開始する計画。この4本目の滑走路を使い、離着陸の枠を段階的に増やし、最終的には5割増となる計画だ。このため、フランクフルト空港では「50 Percent More Frankfurt」として便数も5割増にする活動を展開している。
旅客ターミナルのサービスも改良。無料のEシャトルカート、コンコースのエアサイド側で旅客の手助けをするスタッフ、混雑の激しいエリアで旅客の手助けをするお手伝いスタッフなどのほか、新たなレジャーゾーン、店舗、レストラン、サービス施設なども開設される予定だ。