デハビランド・カナダ、ダッシュ8製造は一時停止 ダウンズビュー閉鎖

デハビランド・カナダ、ダッシュ8製造は一時停止 ダウンズビュー閉鎖

ニュース画像 1枚目:ダッシュ8ファミリー イメージ
© De Havilland Canada
ダッシュ8ファミリー イメージ

デハビランド・エアクラフト・カナダは2021年2月17日(水)、DHC-8プログラムで多くのDHC-8-400(Q400)を製造してきたダウンスビュー工場を閉鎖し、ダッシュ8プログラムでの製造を一旦停止すると発表しました。

ボンバルディアから事業を買収した際、製造は2021年まで継続、さらに延長の可能性もあると言及されていましたが、工場を閉鎖し、リース契約の期限通りに撤退します。新型コロナウイルスの影響から、航空会社からの受注状況が芳しい環境ではないことが考慮された模様です。現在の受注分はダウンスビュー工場で製造、納入までを終える計画です。

デハビランド・カナダは「できるだけ早い時期に新型機の納入を再開」することも言及しており、ダウンズビュー工場の生産ラインを他の場所に移すことが念頭にあると見られます。具体的なことは発表されていませんが、現在の航空業界の状況を考慮した対応で、パンデミックの回復に伴う製造再開を検討している模様です。リース期間は2021年までとなっており、この施設は2021年後半にも閉鎖の準備を開始します。

なお、2020年には、ダッシュ8-400は11機が納入されました。顧客からの信頼性は厚く、需要回復に備えた組織的、かつ将来を見据えたな対応を講じると親会社のロングビュー・アビエーションは説明しています。このため、ダッシュ8のアップグレードや改造など、運航やコスト効率の高い貨物機の開発、客室の収納力を高める頭上収納(オーバーヘッドビン)の拡張を実現する投資を継続しています。また、24時間365日のカスタマーサポート体制を整え、世界各地の部品流通拠点に必要な35,000点を超える部品の在庫を供給・保管しています。

メニューを開く