デルタ航空は2012年7月30日付けでアメリカ運輸省(DOT)に対し、デルタが持つ羽田発着枠のうちデトロイト/羽田線の運航権を、シアトル/羽田線に変更する申請を行いました。DOTは申請を受け、変更を許可するかを審査します。
デルタ航空の羽田発着便をめぐっては、デトロイト、ロサンゼルス線ともに当初予定の2011年1月末から延期し、2011年2月20日からデトロイト、翌2月21日からロサンゼルス線の運航を開始。東日本大震災の影響でデトロイト、ロサンゼルス線とも運休し、2011年6月17日に運航を再開。しかし、2011年9月から再び羽田/デトロイト線を運休。2012年4月27日から羽田/デトロイト線の運航を再開しました。
申請でデルタ航空はこれまでの運航実績を踏まえ、羽田発着のデトロイトなど東海岸路線はロサンゼルスなど西海岸路線と比べて需要が低いとその変更理由を述べています。また、シアトルではコードシェア提携するアラスカ航空との接続も高まるとしています。
デルタ航空は現在、羽田/デトロイト線をデイリー運航、機材はA330-200型を投入しています。