埼玉県の所沢航空発祥記念館では2012年8月4日から11月4日まで「日本の航空技術100周年展」が開催されます。その目玉企画として日時は未定ながら秋に、アメリカ・カリフォルニア州のプレーンズ・オブ・フェイム(POF)博物館から零戦52型が運ばれ、展示されます。
POFの零戦は唯一飛行可能なオリジナルな零戦(ゼロ戦)で、エンジンも本物の「栄21型」が搭載されています。所沢航空発祥記念館は飛行場がありませんから飛行はできませんが、エンジンを始動するイベントを準備しているようです。
輸送されて来た零戦の組立作業と、撤収のため分解作業を見る見学会も、定員制で実施されます。
詳細な日時や、定員制のイベントの申し込み等は、同博物館のウェブサイトで発表されますので今後、ご注目ください。
また、「日本の航空技術100周年展」にはHondaJetの4分の1模型の展示や、ドキュメンタリー映像「日本の航空技術100年~日本の翼 未来の空へ」の上映、数々の国産機の模型や資料が展示されます。
※追記
主催者側から、「零戦来日延期」となり、時期は未定と発表されています。(2012.08.29)