エミレーツ、野生動物と生息地の保護活動を推進

エミレーツ、野生動物と生息地の保護活動を推進

ニュース画像 1枚目:「United for Wildlife」特別塗装機、2019年12月に通常塗装へ変更 (soranchuさん撮影)
© FlyTeam soranchuさん
「United for Wildlife」特別塗装機、2019年12月に通常塗装へ変更 (soranchuさん撮影)

エミレーツ・グループは2021年3月3日(水)の「世界野生生物の日」に合わせ、全世界の従業員を対象としたオンライン環境フォーラムを実施しました。グループ全体で取り組む野生生物と生息地を保護する活動について専門家が講演を行い、さらなる取り組みの継続・強化を約束しています。

本拠地のドバイでは、560種類以上の生物が生息する内陸の「ドバイ砂漠保護区(DDCR)」に出資。1999年に開始した再導入プログラムにより、有蹄類の個体数は1,300以上に増加するなど、ドバイ特有の砂漠環境の保護に貢献しています。

また、2009年10月にオープンした、世界遺産地区内にあるオーストラリア初の高級保護管理地区リゾート「エミレーツ・ワン&オンリー・ウォルガン・バレー」では、2020年に山火事で一部が被害を受け、回復すべきエリアを特定し、生態系の再生作業を強化しています。環境に配慮したリゾート施設ですが、過去10年間で25種類の在来種を代表する100万個以上の種子を集めたシードバンクを構築するなど、エミレーツは1億2,500万オーストラリアドル以上を投資し、バレー独自の生物多様性を保護しています。

このほか、貨物部門のスカイカーゴは野生生物の違法取引を阻止する活動も積極的に実施しています。バッキンガム宮殿宣言への署名、非営利団体「ユナイテッド・フォー・ワイルドライフ」のタスクフォースへの参加のみならず、スタッフへの教育・訓練にも投資。野生生物製品の密輸が疑われる場合には、報告・調査する仕組みが確立されています。

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