アラスカ航空、3月31日にワンワールド加盟

アラスカ航空、3月31日にワンワールド加盟

ニュース画像 1枚目:アラスカ航空 イメージ
© Alaska Airlines
アラスカ航空 イメージ

アラスカ航空は2021年3月31日(水)、ワンワールド・アライアンスの14社目の正規会員として加盟します。ワンワールドへの加盟により、日本航空(JAL)とも提携し、JALが運航する成田/シアトル線、羽田・成田発着のサンフランシスコ、ロサンゼルス線と接続、シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス以遠のアクセス利便性向上が見込まれます。

アラスカ航空は、1932年設立のマギー・エアウェイズを祖としており、現在の名称では1944年6月から運航しています。DC-3にスキーを履いて運航することが認められた初めての航空会社としての歴史も有しています。1950年代にアラスカ州とアメリカ本土の運航が認められて以降、旅客事業が拡大。アラスカ州とアメリカ本土の貨客輸送を担うため、ボーイング727型を旅客・貨物コンビ仕様で導入しています。さらにウェブサイトで航空券を販売した初のアメリカの航空会社でもあり、長年にわたり、西海岸を中心に路線拡大を継続してきました。

ハブ空港は、名称の通りアラスカ州・アンカレジをはじめ、シアトル、ポートランド、サンフランシスコ、ロサンゼルスとアメリカ西海岸に5拠点を展開しています。現在はアメリカと北米115を超える都市に乗り入れています。

2016年に合併したヴァージン・アメリカの保有していたエアバス機も運航していますが、主力はボーイング737シリーズで、特に737-900ER、737-800を多く保有しています。保有機数は、傘下のホライゾン航空を含め約330機です。

ワンワールドに加盟するJALとは、すでに特典航空券の交換で提携しています。アラスカ航空が運航するバンクーバー、またはシアトル発着のポートランド線は12,000マイルで交換できます。ワンワールド特典航空券では、アラスカ航空、ホライゾン航空、スカイウェスト航空が運航する「AS」便名に交換でき、他のワンワールド加盟航空会社と組み合わせて利用することも可能です。

なお、ワンワールド加盟航空会社は、アルファベット順でアメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイパシフィック航空、フィンエアー、イベリア航空、JAL、マレーシア航空、カンタス航空、カタール航空、ロイヤル・エア・モロッコ、ロイヤル・ヨルダン航空、S7航空、スリランカ航空です。また、フィジーエアウェイズはワンワールド・コネクトパートナーとして、太平洋の島嶼部で利用できます。

メニューを開く