オーストリア航空、767-300ER型2機目を退役

オーストリア航空、767-300ER型2機目を退役

ニュース画像 1枚目:活躍していた当時の「OE-LAX」 (たっしーさん撮影)
© FlyTeam たっしーさん
活躍していた当時の「OE-LAX」 (たっしーさん撮影)

オーストリア航空は2021年4月28日(水)、ボーイング767-300ER型機の2機目を退役させました。機体記号(レジ)「OE-LAX」で、アメリカ・ミシガン州のオスコダ・ワースミス空港へフェリーしました。

この機体は1992年12月にラウダ航空として受領、オーストリア航空がラウダ航空の経営権取得を経て、2007年4月からオーストリア航空に所属。機齢は29年で、これまでの飛行時間は累計133,600時間を重ねました。これはおよそ15年間、空にいた計算になります。

オーストリア航空は、アメリカのモノコック・ダイバーシファイド・インタレスツと3機の767-300ERについて売買契約を締結しています。すでに1機目としてレジ「OE-LAT」が3月にアリゾナ州へフェリー済み。今回の2機目に続き、3機目として「OE-LAW」は2021年後半に退役します。

オーストリア航空は2022年まで、ボーイング767-300ERの3機に加え、ボンバルディアDHC-8-400(Q400)型機の18機、エアバスA319型機の7機、計28機を退役する計画です。運用を継続する767には、「Japan」の愛称がつけられている「OE-LAY」が含まれています。なお、成田/ウィーン線には777-200ERが使用されています。

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