5月12日は海上保安の日 【今日は何の日】

5月12日は海上保安の日 【今日は何の日】

ニュース画像 1枚目:海上保安庁の固定翼機、最新のファルコン2000 (ショーンさん撮影)
© FlyTeam ショーンさん
海上保安庁の固定翼機、最新のファルコン2000 (ショーンさん撮影)

5月12日は「海上保安の日」。1948年5月1日、運輸省(現・国土交通省)の外局として設置、同年5月12日に庁旗が初めて掲揚された日にちなみ、開庁記念日となりました。2000年には開庁記念日をより親しみと信頼を深めてもらうように「海上保安の日」に変更されました。

海上保安庁は、日本の領海、接続水域、排他的経済水域(EEZ)を中心に平和と安全を守る機関です。海水浴など多くの人が楽しむアクティビティにおける安全対策の広報に始まり、最近では西之島火山活動に船舶や航空機での監視・観測活動、さらに北朝鮮の船舶や尖閣諸島での警戒体制など、幅広い任務に対応しています。

こうした活動を支えるため、巡視船、巡視艇、測量船など船舶は欠かせませんが、航空機も海上保安庁の任務を支える重要な役割を果たしています。特に日本の領海・排他的経済水域は約447万キロ平方メートルと、国土面積の約12倍もあり、船舶でカバーするのは非常に困難です。そのため、機動力のある回転翼(ヘリコプター)は巡視船に搭載、固定翼では現場へ急行する速さも兼ね備えています。

主なヘリコプターとして、スーパーピューマ、アグスタAW139、シコルスキーS-76Dなど、固定翼機はガルフストリーム、ファルコン2000、ボンバルディアDHC-8-300など、およそ80機を保有しています。

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