セントレア・ゼロカーボン2050宣言、CO2排出実質ゼロに取り組み

セントレア・ゼロカーボン2050宣言、CO2排出実質ゼロに取り組み

ニュース画像 1枚目:セントレア、第1ターミナルビルの太陽光発電施設
© 中部国際空港
セントレア、第1ターミナルビルの太陽光発電施設

中部国際空港(セントレア)は、2050年までに空港から二酸化炭素排出の実質ゼロを目指す「セントレア・ゼロカーボン2050宣言」を策定しました。日本でも2050年までに温室効果ガス排出を全体でゼロをめざす「2050年カーボンニュートラル」が宣言されたことを受け、セントレアも社会の流れに対応した目標を設定しました。

セントレアはすでにコージェネレーションシステム導入、ターミナルビルに太陽光発電システム設置、水素エネルギー活用など、環境負荷低減に取り組んでいます。今回のゼロカーボン宣言で、CO2排出実質ゼロの実現を目指す取り組みを推進します。

主な取り組みは、(1)再生可能エネルギーの活用、(2)空港施設の省エネルギー、エネルギー効率化、(3)あいち・とこなめスーパーシティ構想の推進、(4)車両のEV・FCV化、(5)緑化活動の推進です。

再生可能エネルギーの活用では、空港施設へ太陽光発電施設の導入、エアサイド用地などで太陽光発電施設の導入可能性を検討します。さらに、航空灯火・貨物上屋・事務棟など空港主要施設で100%LED化をはかり、省エネ機器への更新や社員や地域と連携した省エネ活動を実施します。

さらに、愛知県と常滑市が4月16日(金)に国のスーパーシティ公募に共同提案を提出しており、その実現に協力します。セントレアが所在する中部国際空港島・周辺地域で空の移動・物流サービス、スマートモビリティサービスなど将来モビリティの最先端技術に加え、クリーンエネルギー、次世代エネルギーマネジメントシステムなどゼロ・カーボンで世界最高水準のレジリエンス機能の実現を目指す社会実装フィールドの取り組みを検討しています。

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