レッドフラッグ・アラスカ21-2、6月開催 空自・韓国空軍が参加

レッドフラッグ・アラスカ21-2、6月開催 空自・韓国空軍が参加

ニュース画像 1枚目:青チームのF-35AライトニングIIと赤チームのF-16ファイティングファルコン
© U.S. Air Force photo by Tech. Sgt. Jerilyn Quintanilla
青チームのF-35AライトニングIIと赤チームのF-16ファイティングファルコン

アメリカ空軍は2021年6月10日(木)から6月25日(金)まで、演習「レッドフラッグ・アラスカ21-2」を実施します。レッドフラッグ・アラスカはアラスカ州の太平洋上とカナダ西部の訓練空域で実施されている恒例の演習で、模擬戦闘環境を作り出し、現実的な訓練を通じて参加する各隊員の能力向上、部隊の即応力向上を目指しています。

この演習には、20以上の部隊から約1,500人の隊員、100機以上の航空機が参加し、飛行訓練、メンテナンス、後方支援まで実施します。アメリカ空軍だけでなく、航空自衛隊、韓国空軍も参加し、戦術、技術、手順など相互に確認し、各国空軍種による相互運用性の向上に取り組みます。空自の参加部隊は発表されていませんが、過去の演習では航空総隊と航空支援集団から戦闘機、輸送機、空中給油機などが派遣されています。

演習に参加する航空機の多くは、アイルソン空軍基地またはエルメンドルフ・リチャードソン統合基地を拠点として飛行します。レッドフラッグ・アラスカの模擬戦闘環境は、高い技量を持つパイロットで構成するアグレッサーが赤チームで「仮装敵」として青チームの「撃墜」を目指します。青チームは訓練技量を高めることを目指し、技術を磨きます。

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