フェデックス、9年で767貨物機100機受領

フェデックス、9年で767貨物機100機受領

ニュース画像 1枚目:フェデックス100機目の767-300F
© Boeing
フェデックス100機目の767-300F

ボーイングは2021年5月15日(土)、フェデックスのボーイング767型機として100機目を納入しました。機体記号(レジ)「N277FE」として登録されており、胴体には100機目を記す「100th」ロゴが施されています。

フェデックスは2013年9月、初めて767-300ERをベースとした貨物専用機を受領。保有機材を燃費効率に優れる更新プログラムを開始し、この機種はマクドネル・ダグラスMD-10(DC-10)型、MD-11型を置き換えています。初号機として受領した767-300Fは、機体記号(レジ)「N101FE」でした。2013年9月の初号機導入から9年弱での100機目の納入達成です。

767貨物機の製造は、ワシントン州エバレット工場で進められており、767の最終組み立てラインは概ねフェデックス、もしくはアメリカ空軍向け空中給油機へ改修するベース機の製造が中心です。現在、フェデックスのMD-10は20機未満、MD-11は50機程度となり、引き続き767貨物機の導入で効率良い機材への更新を進めます。

フェデックスは2011年の発注からこれまで、GEエンジン搭載の767-300Fを計130機、確定させています。

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