三菱重工、MRJ搭載PW1200Gエンジン事業に参画-最終組立など担当

三菱重工、MRJ搭載PW1200Gエンジン事業に参画-最終組立など担当

三菱重工業は三菱航空機が開発中のMitsubishi Regional Jet「MRJ」に搭載するプラット・アンド・ホイットニー(P&W)の新型ジェットエンジン「Pure Power PW1200G」事業の参画を発表しました。三菱重工は愛知県小牧市の名古屋誘導推進システム製作所で、燃焼器、高圧タービンディスク、ケースの開発・製造、そして「Pure Power PW1200G」の最終組立、要求された性能を満たすかを確認する領収運転試験を手がけます。P&Wと三菱重工が合意しました。

名古屋誘導推進システム製作所から、燃焼器、ケースの試作品がP&W社へ納入。さらに、最終組立と領収運転試験のための組立用治工具、試験設備がすでに手配され、エンジンテストセルの改修も実施済みの状態です。

なお、最終組立ではエンジンの各部品の仕様をP&Wの技術要求に適合させる必要があるため、使用する管理システムを調整、開発を進めているとも発表しています。

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