三菱航空機MRJに搭載のPW1200Gエンジン-第1弾のテストフライト終了

三菱航空機MRJに搭載のPW1200Gエンジン-第1弾のテストフライト終了

三菱リージョナルジェット(MRJ)に搭載するPurePower PW1200Gエンジンの飛行試験がカナダ、ケベック州のミラベル航空宇宙センターで行われていますが、2012年7月10日にファンボロー・エアショー会場でテストプログラムの第1弾が終了したと発表しました。

ミラベル航空宇宙センターでMRJ搭載エンジンが飛行試験

テストフライトは4月30日から6月21日にかけて23フライト、127時間でした。プラット・アンド・ホイットニー(P&W)が保有する747SP、機体番号(レジ)「C-FPAW」の機体前方の上部に専用スタブ・ウイング(短翼)を取り付け、MRJに搭載するPW1200Gエンジンを搭載してテストを行いました。P&Wではエンジンの信頼性、燃料消費を抑え、静粛性が高まっていますが、引き続きこうした点を重視して取り組むとしています。

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