成田空港近くの航空科学博物館では2012年8月1日から、ボーイング747ジャンボジェットの胴体断面の展示を開始しました。
展示品は、もともとパンアメリカン航空で使用され、それから貨物機に改造されて活躍していた機体のもので、博物館のスタッフがニューメキシコで解体されているところを買い付けてきたもの。胴体断面の場所はL1/R1ドアの直後ぐらいのセクションで、アッパーデッキもありジャンボらしさが一目で分かります。
機内にはビジネスクラス、エコノミークラスのシートと、貨物室にはクルマが横向きに搭載され、ジャンボの大きさが実感できます。横には従来からDC-8とYS-11の胴体断面も展示されており、これと比べることもできます。
また、貨物室のクルマですが、これはホンダNS-Xの貴重な試作車輛で、期間限定の展示になります。市販車輛と比べ、若干全長が短くボディにFRPなどを使用しています。
胴体断面自体は常設の展示物ですので、入館すればいつでも見ることができます。詳しくは航空科学博物館のウェブサイトをご覧ください。