成田空港、保安検査場の検査トレー自動消毒・殺菌機器を導入

成田空港、保安検査場の検査トレー自動消毒・殺菌機器を導入

ニュース画像 1枚目:UVモジュール
© 成田国際空港
UVモジュール

成田空港は2021年11月から、全ての国際線出発保安検査場を含む各ターミナルの検査レーンで、検査トレーに付着した細菌やウイルスを99.9%死滅させる消毒・殺菌機器(UVモジュール)を導入します。検査トレーの返送中に自動でUVライトを数秒間照射し、トレー両面の消毒・殺菌を行うシステムです。利用者は安心・安全な状態のトレーを提供する体制を整えます。

成田空港の各ターミナルの保安検査場に11月から順次導入を進め、2021年度内には完了する見込みです。導入する機器は、スミス・ディテクション(Smiths Detection)のUV殺菌装置です。第1ターミナルには27台、第2ターミナルには22台で、第3ターミナルは国際線に5台、国内線に8台、空港全体で62台を配置します。

UVライトを照射する機器は、国際基準に準拠した遮蔽機構を備え、ライト漏洩による人体への影響はありません。

成田空港は日本で初めて感染症対策の国際認証を取得し、保安検査でも感染症対策を行っています。新たな検査トレー消毒・殺菌機器の導入で利用者と空港スタッフの疾病感染リスクをより低減させます。さらに、今後の旅行需要の回復に向けた感染症対策を継続していきます。

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