スカイマーク2020年度決算、最終損失12.6億円

スカイマーク2020年度決算、最終損失12.6億円

ニュース画像 1枚目:スカイマーク 737-800
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スカイマーク 737-800

スカイマークは2021年6月28日(月)、2020年度決算の売上高にあたる事業収益は2019年度比37.7%の340億6,400万円、営業損失316億7,500万円(19年度:22億1,500万円の黒字)になったと発表しました。経常損失は296億200万円、最終損失は163億4,200万円でした。2019年度は営業損益は黒字でしたが最終損失12億6,500万円で赤字となっており、2期連続の最終赤字となりました。

2020年度はコロナ禍の影響で減便、運休などにより提供座席数は608万5,587席、2019年度の64.3%でした。旅客数の減少率はさらに大きく2019年度の39.1%で、利用者数では296万2,594人でした。搭乗率は53.3%です。

スカイマークは2020年度決算期に資本金を89億円減資し、資本剰余金を計上。純資産は104億2,400万円です。負債合計は航空機の定期整備引当金やリース機向けの返還整備引当金を含め750億2,700万円です。一方、資産は854億5,200万円です。この内訳は、航空機の155億9,700万円、現預金が132億7,000万円などに加え、繰延税金資産を120億3,600万円を計上。貸借対照表上は、債務超過を免れています。

航空各社は新型コロナウイルスの影響で厳しい決算となっている中、国内線に路線を集中しているスカイマークも他社と同じく厳しい内容となりました。

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