スクート、A321neoの運航開始 6時間以内の路線に投入

スクート、A321neoの運航開始 6時間以内の路線に投入

ニュース画像 1枚目:スクート A320neo初号機、愛称は「Wings of Change」
© AIRBUS
スクート A320neo初号機、愛称は「Wings of Change」

シンガポール航空グループの格安航空会社(LCC)スクートは2021年6月28日(月)、新たな機種のエアバスA321neo型機で定期便運航を開始しました。初の路線運航はシンガポール/バンコク線のTR610、TR611便でした。

スクートは5月28日(金)にA321neoの1機目として機体記号(レジ)「9V-NCA」と「9V-NCB」を受領。6月3日(木)には3機目として「9V-NCD」を受領しています。3機ともBOCアビエーションからリースした機材です。エンジンは、プラット&ホイットニー製のPW1100Gを搭載しています。機内はモノクラス仕様で、236席を搭載しています。

スクートは、A321neoを投入する路線として、シンガポールから最長6時間の距離で運航できる地点を想定しています。スクートは今後、A321neoを6機購入、10機をリース契約しています。この新機材は騒音抑制、燃費改善、二酸化炭素の排出量削減などに優れており、シンガポール航空グループの環境目標の達成に貢献すると同時に、旅客の飛行時間を快適に過ごせる機内空間が演出されています。

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