JAL、奄美・沖縄の世界自然遺産登録 特別塗装機投入など取り組み継続

JAL、奄美・沖縄の世界自然遺産登録 特別塗装機投入など取り組み継続

ニュース画像 1枚目:JTAが運航する世界自然遺産特別塗装機 (ITM58さん撮影)
© FlyTeam ITM58さん
JTAが運航する世界自然遺産特別塗装機 (ITM58さん撮影)

日本航空(JAL)、ジェイエア(J-AIR)、日本エアコミューター(JAC)、日本トランスオーシャン航空(JTA)、琉球エアーコミューター(RAC)のJALグループは、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の 世界自然遺産登録を祝い、継続してさまざまな取り組みを実施する方針です。

広く全国で世界自然遺産の登録に向けて特別塗装機を運航していましたが、今後、祝賀メッセージを添え、自然との共生・保全と島の宝を守る願いを込めた特別塗装機をJALの国内線、ジェイエア、JACの運航路線に投入します。

JTAとRACは、ボーイング737-800型機の機体番号(レジ)「JA11RK」、ボンバルディアDHC-8-Q400CC型の「JA85RC」に沖縄県が主催した図画コンクールで小中学生が地域に生息するヤンバルクイナやイリオモテヤマネコ、カンムリワシなどの希少動物を描いた入賞作品を機体にデザインした特別塗装機を運航しています。

ニュース画像 1枚目:奄美大島、遠景 イメージ
© JAL
奄美大島、遠景 イメージ

また、機内誌「SKYWARD」9月号では、世界遺産登録を祝う特集記事を掲載し、10~3月号で継続的に世界自然遺産に関する紹介記事を掲載します。機内エンターテインメント「JAL Mooove!」では、世界自然遺産の動画を放映します。

ニュース画像 2枚目:奄美大島空港所整備スタッフによる「水アート」
© JAL
奄美大島空港所整備スタッフによる「水アート」

また、7月27日(火)から当面の間、奄美大島空港ではスタッフによる「水アート」で世界遺産登録祝賀メッセージを披露します。この「水アート」は、2021年4月から整備スタッフが自主的に取り組む活動で、可動式の噴霧器を使用し、駐機場に水でイラストとメッセージを描いています。祝賀バージョンは、「ハイビスカスとヤシの木」のイラストとともに、環境保護・保全の新たなメッセージを披露します。

JALグループはこうした取り組み以外にも、世界自然遺産登録を記念したチャーター便の企画、記念運賃の設定、マイレージ活用による施策などさまざまな取り組みを計画しています。

JALグループは奄美・沖縄地域の魅力発信をはじめ、2016年から行政・地元企業・団体と連携し、世界自然遺産の登録を推進する鹿児島地区の63企業・団体、沖縄地区の47企業をまとめる共同体の代表幹事社としても活動してきました。

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