エール・オーストラル、仏国籍初のA220受領 近く機材更新も完了

エール・オーストラル、仏国籍初のA220受領 近く機材更新も完了

ニュース画像 1枚目:エール・オーストラル、仏国籍初のA220
© AIRBUS
エール・オーストラル、仏国籍初のA220

フランスの海外県、レユニオン島を拠点とするエール・オーストラルに初のエアバスA220型が2021年7月27日(火)、納入されました。機体記号(レジ)「F-OLAV」で登録され、フランス国籍として初めて登録されたA220で、インド洋地域でこの機種を運航する航空会社は初めてです。エール・オーストラルは計3機のA220を発注しており、2・3機目は数日中に納入される予定です。尾翼デザインは3機とも、異なるデザインが採用されます。

エール・オーストラルは運用効率の向上を目指し、短・中距離の保有機更新としてA220-300型の導入を決定。このA220-300の導入で、ボーイング737-800型2機、ATR-72-500の1機、計3機の退役を進めます。

座席はビジネスクラスの座席配列「2-2」の12席、エコノミーは配列「2-3」の120席、計132席の2クラス仕様を採用しています。この機材は、レユニオンを発着するモーリシャス、マヨット、セイシェル、南アフリカ、マダガスカル、インドへの路線で3機のA220-300を運航します。

ニュース画像 1枚目:エール・オーストラルのA220、機体ごとの尾翼デザイン
© Air Austral
エール・オーストラルのA220、機体ごとの尾翼デザイン

エール・オーストラルが導入するA220の3機は、現在の保有機と同じく1機ごとにテーマが設けられ、左右の異なる尾翼デザインが採用されています。1機目「F-OLAV」は「溶岩」、2機目「F-OMER」は「海」、3機目「F-OTER」は「地球」を表し、いずれもレユニオンの自然環境を表しています。

エール・オーストラルがA220の導入と、更新機材の退役を完了すると、短・中距離はA220-300が3機、長距離機材としてボーイング787-8型が2機、ボーイング777-300ER型が3機、計8機となります。

メニューを開く