全日本空輸(ANA)は2021年8月10日(火)から、訓練施設を利用したお仕事体験第2弾として、「ANA パイロット体験ツアー」の販売を開始します。訓練で使用する本物のフルフライトシミュレーター(FFS)で、操作する際に重い操縦桿を握り、実際の訓練を通じ、さらには実機に近い体験が可能です。ANA国内ツアーの専用ページで、受付開始は8月10日(火)14時です。
会場は東京・大田区の総合トレーニングセンター「ANA Blue Base(ABB)」で、ANAのパイロットが実際に訓練で使用するボーイング777型機のフルフライトシミュレーター(FFS)に搭乗できます。現役のパイロットの説明と操縦体験を通して、パイロットの仕事を学べる機会です。
操縦体験は好みの空港を選択し、空港周辺の飛行と離着陸を複数回操縦できる「周遊フライトコース」と、羽田空港から伊丹空港までの区間を、自動操縦も使用して揺れや雲中飛行に対応しながら、実際の定期便運航の一連の流れを体験する「定期便フライトコース」の2種類から選べます。
FFSは実際の航空機のコクピットを模した装置で、油圧装置などが備わっていることから、外界の空気の影響の再現をはじめ、操縦桿やスイッチ類の操作に応じた動きだけでなく、視界や音で現実とほぼ同じコクピット環境が再現されます。操縦体験はおよそ60分で、周遊・定期便コースとも価格は1組計150,000円です。
なお、参加条件は10歳以上、身長140センチメートル以上の方です。10歳~15歳未満の方は、大人の方の同伴が必須です。